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執筆者の写真Little Big Man

小規模多機能型居宅介護とは?というお話しです。

更新日:2022年12月27日


皆様いつもお世話になっております。



ブログをどう進めていいものだろうかと悩みながら、今日はサービスの紹介でもをさせて頂こうかと思います。



株式会社ヘリアントスが提供するサービスの一つに、小規模多機能型居宅介護というサービスがあります。



2006年の介護保険制度改正により、認知症や中重度者の方が、住み慣れた地域での生活が継続できるように創設されたサービスです。



ただ利用者さんやご家族さんもですが、同じ業界の方でもあまり利用イメージが沸かない方も多いので、今日はその点を少しでも説明できればと思います♪



まずはごくかんたんなサービスイメージはこちら👇


以前は「通い」や「訪問」、「泊まり」などの介護サービスをそれぞれ別の事業所で契約し、サービスを利用していました。



たとえば昔の私が覚えている範囲の話だと、デイサービスは1か所だけど、ヘルパーさんが確保できないので訪問介護は2ヶ所、宿泊サービスは希望日を確実に利用できるように2ヶ所を契約という利用者さんがいらっしゃいました・・・。



そうなると一人の利用者さんと5事業所が契約して関わることに(゚Д゚;)



それぞれのサービスをちがう事業所で利用するので、利用者さんに対応するスタッフが異なり、支援に関わる登場人物が多くなって関わる時間も少なくなります。



結果、ケアの統一性は低くなって、利用者さんとスタッフの関係性も薄いものになっていくんですよね。



そうなると認知症を抱えている方は、自分の居場所がわからなくなったり、多くの方が過ごす大規模の施設になると、環境の変化に対応ができなくなり、認知症の悪化を引き起こすこともありえます。



そういった点を小規模多機能型居宅介護では、1ヶ所のこじんまりとした施設で「通い」「訪問」「泊まり」のサービスを利用します。



また、少人数のスタッフが提供するので、利用者さん同士も含めてよく顔を合わせる、今でいう「いつものメンツ(いつメン)」で一貫性のあるケアを受け、多くの安心感を得ることができるというかんじになります。



その他のサービスのメリットとデメリットも、下にまとめてみました👇



まずはデメリットから。



このサービスは、「通所」「訪問」「宿泊」「介護の相談」を1か所に集約するので、今まで利用していたデイサービスや、ケアマネジャーさんとのお付き合いは、一旦度終了となります( ノД`)



これは大きな問題でお年を召されてから、慣れ親しんだ担当者の方やサービス事業所を変更するのは、利用者さんの精神的負担が多いですよね。



次は福祉用具レンタルや訪問看護などのサービスの利用に限度があるということ。



小規模多機能で対応出来ない上記サービスなどは、残った介護保険の点数で利用できますが、それほど点数が残るわけではないので、医療支援が多く必要な方などは点数が足りなくなる可能性も出てきます🏥



今度はメリットです♪



まず小規模多機能の魅力に挙げられるのが、サービス利用料が定額ということです。



通常の介護保険だと、要介護1は他のサービスを全く利用せず、デイサービスに行くことが週4回くらいが限度というかんじです。



その点小規模多機能は要介護度別の定額料金制度になっているので、サービスを利用しすぎて介護保険の枠をオーバーするようなことはありません。



当社の小規模多機能でもお一人暮らしで不安のある方が通所を毎日利用されるなど、点数を気にせず必要性に応じてサービスを利用することができます。



もうひとつの魅力は1つ1つのサービスに時間と回数の縛りが無いということです。



これは例えば多くのデイサービスでは朝から夕方の営業になっていると思います🌞



この点小規模多機能の場合は、デイサービスが入っている複合型施設になるので、24時間365日営業しており、早朝から夜間までの利用が可能になります。



ですのでご家族が就労する朝の7時に来所し、お仕事が終わる夜の7時まで過ごす等デイサービスではカバーができない時間も対応することができます🚗



以上、小規模多機能型居宅介護の説明でした🎤



次回は当社の小規模多機能型居宅介護KumeLabのご紹介を致しますので、宜しくお願い申し上げますm(__)m


 

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